ブログの記事外注化は進んでいますか？
以下の記事で主にクラウドソーシングサイトを使ってライターさんを募集する方法をオススメしましたが、思うように応募が来なくて焦ってしまう時もあると思います。
クラウドソーシングで繋がった外注ライターさんとは顔を合わせることがほぼありませんが、結局は人との出会いなので、巡り合わせやタイミング、運に依存する部分も多々あると僕は考えています。
ということで、焦らず気長に待ってください。
…というのは乱暴なので、クラウドソーシングで応募が来ない時に実践している、ちょっとした裏ワザをご紹介していきます！
記事外注金額を下げる
記事外注金額を上げる
ではないですよ？
記事外注金額を下げるんです。
お財布に余裕があって、ネタ選定にも絶対の自信があるという方は、金額をガッツリ上げれば、当然応募は増えるはずなので、それでもOKです。
ただ、こちらの記事はこれから外注化しようと思っている方、トレンドブログで実績が出始めた方に役立つ情報を提供したいので、少し視点を変えていきます。
そのひとつのアイデアが外注金額をあえて下げるという作戦です。
もちろん、1,500文字500円で募集している案件を、1,500文字300円にする訳ではないですよ？
金額と同時に案件の難易度も下げるんです。
クラウドソーシングサイト（主にクラウドワークス）で1年以上、のべ数十人のライターさんにお仕事をお願いしてきましたが、芸能・エンタメ・イベントなどの「ザ・トレンドブログ」的な記事への応募は、主婦やライティング初心者の方の比率が高いです。
そのような属性の方々は「自分にこの仕事が出来るのかな？」という不安を抱えていることが多いです。
トレンドブログを数ヶ月運営していると1,500文字前後の記事は30分〜1時間もあれば書けるようになりますが、初心者の方にとっては結構なボリュームなんですよね。
そのため、その不安を取り除いてあげると応募が来る可能性が上がります。
例えば1,500文字500円で募集している案件は、300文字で100円ということになりますよね？
大げさに言えば、300文字で100円の記事を5人のライターさんに書いてもらって、それらを合わせて1記事にしても良いわけです。
実際このような形で外注化をしている方も結構いますし、仮にそれぞれのライターさんが他サイトの記事をパクッていても、全員が同じサイトからパクる可能性は極めて低いので、コピーコンテンツになりづらいというメリットもあります。
とはいえ、この手法はライターさんの管理能力などが必要になり、外注化当初は難しいと思いますので、現実的なラインとしてはとりあえず、600文字200円とか900文字300円とかで募集をするイメージでしょうか？
また募集要項で「かんたん」「初心者OK」という点をしっかりと押し出すことも大切です。
まずは外注ライターさんからの応募がないことには外注化が進みませんので、ハードルを下げてまずはライターさんとの接点を作り、1〜2ヶ月後には1,500文字500円で記事を書いてもらうようにアドバイスをしていくという流れですね。
多少、手間はかかりますが、ライティング経験が浅い方は真面目にお仕事に取り組んでくれることも多いので（中途半端に経験があるライターさんは手抜きの方法も分かっていたりするので要注意です）長期的に見たらメリットもあります。
2017年2月から運営スタートした特化型トレンドアフィリエイトブログの1人のライターさんは、このパターンで急激に成長してくれて、今では強力な戦力として活躍してくれています。
ちなみに僕の経験上、募集時の報酬を100円や200円程度アップしても、応募数やライターさんのクオリティは変わりません。
そのため、募集時の金額を高くするよりも、良いお仕事をしてくれるライターさんの報酬をアップしていった方が、お互いに気持ち良くお仕事を継続していけると思います。
自分からライターさんにメッセージを送る
基本的にクラウドソーシングサイトは募集を開始したら、あとは応募が来るのを待つ形になります。
それでレスポンスが乏しい場合は、こちらからスカウトのメールを送るというのもひとつの手です。
クラウドワークスでは「クラウドワーカーを探す」というメニューがあり、そこからライターさんを検索することが出来ます。
フリーワード検索も出来るので、例えば芸能系のトレンドブログの外注ライターさんを見つけたいのであれば、「芸能」「テレビ」「ドラマ」「映画」「エンタメ」などのキーワードで検索をすると自己紹介欄にそういったキーワードが入っているライターさんを抽出することが出来ます。
ちなみにランサーズでも同様の機能があるのですが、フィルタリングがかかっていないような検索結果が出てきて全く使えなかったので（2016年上半期ごろの話なので改善されているかもしれません）サイト自体の使用頻度が下がって、今ではクラウドワークスのみを使うようになりました。
検索したライターさんに「相談」という機能があるので、それを使って声をかけると、それなりにレスポンスが返ってくるはずです。
20人にメッセージを送って、返信が来るのが3〜4人、依頼できる方が1〜2人程度の確率だと思いますが、何もしないよりは可能性が高まるので、応募が来ないで悩んでいる方はお試しください！
別ジャンルで募集をかける
最後に少し飛び道具的な方法ですが、応募がきやすいジャンルで募集をして、そこから色々な記事をお願いしていくという方法もあります。
僕の経験としては、例えばトレンドブログの鉄板である「芸能関係の記事」で募集をかけると「芸能ゴシップ」的なものをイメージして、敬遠されがちになり、応募も来づらいです。
では、ちょっと視点を変えてみましょう。
「芸能ゴシップ」記事って誰が主に読むと思いますか？
老若男女問わず、多くの人々が興味を持つから爆発的にアクセスが集まるネタではありますが、女性・特に主婦の方が興味を持っているというのはテレビのお昼〜夕方にかけての番組構成からも明らかではないでしょうか？
ということは、20代以上の女性は芸能ゴシップネタにある程度の割合で興味を持っているケースが多いという予想が立てられます。
さらに一歩進んで、多くの女性が興味を持っていることは？
と考えると、例えばメイクやファッションは鉄板ではないでしょうか？
つまり、メイクやファッションについての記事を書ける・書きたいという人は一定数いると考えて間違いないはずです。
そうです。
メイクやファッションに関する記事を書いてくださいという形で募集をかけ、実際にそのような記事を書いてもらいつつ、徐々に芸能系の記事も書いてもらうという流れを作るんです。（メイクやファッションはトレンドブログとの相性も良いので書いてもらうネタはたくさんあるはずです！）
あまりに下世話なものや、専門性の高い記事を書いてもらうのは難しいと思いますが、旬な話題に関する記事であれば、当初募集したジャンルと違っても、多くのライターさんは相談すれば「とりあえずやってみます」という返事をしてくれることがほとんです。
もちろん、募集した内容と違うことをお願いするので、
・記事作成にかかる時間はそれまでと比べてどうか
・ストレスになっていないか
・今後も続けられそうか
といったあたりは丁寧にヒアリングをする必要はありますが、これはトレンドブログの外注云々の話ではなく、人として当たり前の気遣いですよね。
今回は例としてファッションやメイク⇔芸能というシフトチェンジの方法をご紹介しましたが、他のジャンルでも視点を少しずらせば応用出来るはずです！
「ずらし」の発想はトレンドアフィリエイトに限らず、全てのビジネスで（時にはプライベートでも！）必要なことなので、是非この感覚は磨いていきましょう。
まとめ
今回は外注ライターさんの応募が集まらない時に使える裏ワザをご紹介しました。
すぐにでも出来ることですし、お金がかかることでもないので、もし外注化を進めようとしているけど応募が来ない…とお悩みであれば、是非お試しください。
引き続き、がんばっていきましょう！
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