今回はWEBデザイナーとHTMLコーダーの年収についてのお話です。
僕は2016年末まで、約10年間フリーランスでWEB制作の仕事をしてきました。
2014年〜2016年はディレクターとして、外注スタッフの方々への指示を出すことが多かったですが、案件によってはデザインとコーディングも対応していました。
自身の経験を基に、WEBデザイナーとHTMLコーダーの年収比較やおすすめをご紹介していきます。
WEBデザイナーとHTMLコーダーの年収は、ほぼ変わりません。
まず収入の面についてですが…
WEBデザイナーとHTMLコーダーの年収は、ほぼ変わりません。
WEB求人大手のFind Job!でも2つの職業の平均年収はまとめて紹介されています。
上記Find Job!ページではWEBデザイナーとHTMLコーダーの平均年収は373万円と紹介されていますね。
僕はWEB制作の仕事をメインでしていた頃は、東京在住だったので年収400万円〜500万円くらいの方が多い印象ですが、全国平均で考えると上記の金額くらいになるのも納得です。
以下の記事でもご紹介していますが、体を壊さないレベルでかなり頑張っても600万円〜800万円くらいが、WEBデザイナー&HTMLコーダーの年収の限界値になると思います。
関連記事:WEBデザイナーが年収1000万円を稼ぐ3つの方法【フリーランス体験談】
WEBデザイナーとHTMLコーダーおすすめは…
僕は約10年間、WEBデザイナーとHTMLコーダー両方の仕事をしてきましたが、どちらがおすすめかを改めて考えると
HTMLコーダーの方が効率は良い
と感じています。
デザインの良し悪しは感性の要素が多分に含まれるので、クライアントのOKが出ないと納品まで想像以上に時間がかかってしまうことも多いです。
もちろん、受注段階で修正回数などを決めはするのですが、ちょっとした修正などは話の流れで無償対応することもあるはず。(ここをキッチリ、有償対応に出来る人は本当に優秀だと思います)
それに比べて、コーディングは
- レイアウトが崩れない
- 各ボタンなどがちゃんと作動する
など、正解が明確なので納品までの工数管理がしやすいというメリットがあります。
ちなみに将来性に関しては甲乙付け難いところですが、最近はモバイルデバイスのアクセスが中心になり、WEBサイトに求められるのはデザインよりも操作性や情報整理だったりするので、徐々にWEBデザイナーの仕事は減ると予想しています。
「デザインが好き」「デザインに関する仕事をしたい」ということであれば、最初からWEBデザイナーを目指すのではなく、紙媒体などのデザインの仕事をメインにしつつ、WEBも詳しいというスキルを持つと強いはずです。
フリーランスとして仕事をしていくなら、両方出来ないと厳しい
WEBデザイナーとHTMLコーダーの比較をしてきましたが、WEB制作の仕事をフリーランスでしていくなら両方できないと厳しいです。
フリーランスでチームを作ったり、組織に所属して作業分担が出来るのであれば、どちらかを突き詰めるという道も、もちろんアリです。
ただ、フリーランスで基本1人で仕事を請けるとなると、デザインもコーディングもある程度出来ないとチャンスを逃す機会が多いです。
僕はディレクターとして外注スタッフの方にお仕事をお願いしたりもしていましたが、発生頻度の多い中小規模の案件は予算も限られているので、デザインもコーディングもバランスよく、そこそこ良い感じに仕上げてくれる人に優先して相談していました。
その方が案件の内容を伝える相手が1人で済むので、効率が良いんですよね。
また、クライアント直の案件の場合も「全てお任せください!キリッ!」って人の方が安心感あるのは間違いないでしょう。
まとめ
WEBデザイナーとHTMLコーダーの年収は、ほぼ変わらないので、もしあなたが今からWEB制作の仕事に本格的に取り組むのであれば、自分が好き・得意な方から入っていきつつ、徐々に出来ることの範囲を広げていけば良いと思います。
ただ、労働集約型のWEB制作の仕事は収入の限界が早い段階で訪れるので、もし収入を増やしたいということであれば、先を見据えてWEBの仕事に取り組むのがおすすめです。
関連記事:WEBデザイナーやコーダーの将来性や給料を考える。需要はなくなる?
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